人生行き当たりばったり

思いついた時に他愛もない事を

拝啓、8か月前の自分と4か月前の自分へ

 

新世界-NEW WORLD-お疲れ様でした~!!

代々木と城ホ共に現地乗車出来たので、今年も全力でクリスマス楽しみました(*'▽')

 

 

さてさて、9人ですべてのパフォーマンスを行ったライブが終わり、

色んな人の初乗車ブログが溢れている中、初乗車でもないのに久々にブログを書き始めてます。

ってか書き始めてから時間置きながらちまちま書いてたら年を越しそうになって焦ってます。

 

書き始めた理由はただ一つ。自分の中でやっと『新体制に対する不安』にケリをつけれたから。

 

ここから先、しばらくマイナスの感情が溢れかえってますけど最後は全部浄化されるので……9つの魂と10色の輝きが証明した『進化』のおかけで。

 

 

 

正直、2022年はめちゃくちゃ生き急いだなーという自覚がありまして。

 

8か月前。Progress初日公演終了と共に突如告知された『超特急募』

公式Twitterからの告知を見て最初に抱いた感想は「なんでそうなるの!?」でした。

 

「どうして5人のままじゃダメだったの」「5人だからついていくって決めたのに」

「いやだ、嘘って言って」「認めたくない」「該当者なしで終わって」「これだけは嫌だ」

 

全部、その時の私から出てきた言葉でした。

 

変わるのが怖かった。新しい人が入ってきて、好きだった超特急から変わってしまうのが嫌だった。変な人が入ってきてそれがきっかけで壊れたらどうしようって疑念が消えなかった。

 

FC限定動画で発表時のMCがノーカットで上がったから見たけど、ユーキさんが『変化』ではなく『進化』と言っていたけど、どうしても受け入れられなかった。

 

 

 

一晩明けて。自分に大丈夫だって言い聞かせて、メンバーを信じれば大丈夫だって必死に前向きに考えるようにした。

 

だけど、表向きは受け入れられていたけど、やっぱり心の中にある不安は消えてくれなくて。

 

『超ラブコール』というFC会員だけが参加できる企画があって、

ちょうど大阪のライブに乗車する2日前くらいにタカシくんとオンライン一対一で会話する事になっていたから、縋るような気持ちで「これからも一緒の思い出を沢山作らせてください!」って本人に伝えてしまった事もあった。

 

Progressは全公演数の内半分近く乗車するのが既に決まっていたのもあって、

ライブが終わった後、頭に常にちらつくのは「後何回5人でのステージを見れるんだろう」だった。遠征先のホテルで一人泣いた事もあった。

 

その辺りで職場の人出不足が深刻になって、仕事の面でもかなり追い詰められたし、慣れない新人教育もする事になったけど、全然その人と相性が合わなくてよく揉めたし相手に泣かれた日もあって毎日消耗して。やってもやっても終わらないけど残業申請通らないからサビ残が常態化して。

 

 

 

毎日必死だった。

生きるのも、仕事するのも、5人の超特急を追いかけるのも。

 

だけど、5人から離れる選択肢だけはとれなかった。

 

 

クレッシェンドが公開された時はボロボロに泣いて。

MUSIC BLOODという歌番組に6/10出演するって決まって、クレッシェンド披露に胸を躍らせたし、何より地上波歌番組出演が嬉しくてすごく盛り上がってた。

 

番組を見て、「終わらない微調整が始まった」って言葉で胸を締め付けられたし、タカシくんが仕事の帰り道倒れてしまった事があると話しているのをみて、全身の血の気が引いた。涙もボロボロこぼれた。

この時に少しずつ、この人を支えられるボーカリストの人が居ればって思えるようになってきた。

 

仙台公演がコロナで延期になってしまって、どうしても1公演たりとも見逃したくなかったから、金欠だったけどキャンセル料払ってもう一度飛行機取り直した。

直前に職場で一人濃厚接触者になって出勤できなくなったから、穴を埋める為に飛行機を朝一の便に変更してライブ翌日、仙台のホテルから直接大阪の職場まで移動して昼過ぎには仕事をしていた。

 

肉体的な疲労も精神的な疲労もたまりながら4か月を駆け抜け、

いよいよ迎えた8月8日。

 

会場に入る前から期待と不安がずっと自分の中でせめぎあってて。

本編最後のクレッシェンドでは泣きながら、この曲が終わって欲しくないと願ってしまった。

アンコールが始まって、5人だけで終わった事に安堵した自分もいた。

『8号車との歌』と共にスタッフロールが流れて、泣きながらいよいよその時が目前に迫っている事を理解した。

 

 

『超特急募』の衣装を身にまとった5人が現れて、

一人一人名前が呼ばれて、新メンバーが登場してくる。

 

一気に4人増えると思ってなかったから動揺してしまって。

ハルくんがかっこよくて、顔がいい…って謎の感想を抱いて。

シューくんの話を聞いて、もしかしてMUSIC BLOODの事だったりするんだろうかとか思ったり。

 

でももうその時の自分は色んな感情がぐちゃぐちゃに入り混じって、何で泣いているのか分からなくなってしまった。

嬉しいのか、怖いのか、楽しいのか、辛いのか。どれが正解か分からなくて。

 

新曲やリリイベが発表されたし、何より年末にアリーナライブが発表されて。いつもなら大盛り上がりしてる筈なのに、心の中では(このライブが本当に最後になるかもしれない)なんて思った。

年末のライブを見て、『超特急募』が正解だったのか、ライブのステージで証明してくれる事を信じるしかなくて。

 

会場から出た時、ペンライトを持ちながら自撮りの写真に写っていた自分はどこか悲痛な表情をしていた。

 

 

 

それが今から4か月前の出来事。

 

そこからの4か月は怒涛だった。

 

新曲の『宇宙ドライブ』のMVが公開されたら何故か寿司で、なんで寿司なん???????って疑問を抱えつつも、まー九人皆死ぬほどかっこ良かったし、セブイレコンビの2ショやばかったし。

初めての主演ドラマ『超特急、地球を救え。』があって、ドラマ見て毎話泣きまくったし、何回も見返しては色んな事を重ね合わせたりもして。

リリイベは運良く23日の大阪公演の2部にだけ参加出来る事になって、フォロワーがたまたま近い席にいてめっちゃ盛り上がったし、お見送り会でやでちゃんに「誕生日おめでとう」って手に書いたのを見せれて本人にニコニコしてもらった。

オンライントーク会の為にしっかりピンクに髪を染める事に成功し、ワクワクしながらオンライントークに挑んでみたら、やでちゃんの方から「ピンクめっちゃええやん!」って褒められてあまりの嬉しさにくそでか大声出しちゃったり。

NEW WORLDは曲もMVも最高過ぎてめちゃくちゃ泣いたし「共に進む」でふとこちら側を向いたリョウガさんで『リーダー』を感じて泣きまくった。

 

 

5人だけの映像を見たら胸をぎゅっと締め付けられたし、FCに上がった『ぴょん旅』の動画も繰り返してみる事が出来なかったけど、少しずつ新体制を受け入れられるようになってきた。

何より4人ともあまりにも素敵な人だったから。大丈夫だって思えるようになっていた。

 

 

 

仕事の方も、私が教えていた人は逃げて自然退職したし、先輩がついに限界超えて精神的にダメになってしまった事とか辛い事が沢山起きたけど、それがきっかけで上が本格的に「このままだと駄目だ」って気づいて介入する事を考え始めてくれた。

小さな会社故に、一番上と会話がしやすい関係性なのでその背中を蹴り飛ばすくらいの気合を入れて、現状と本当に改善の為に本気で介入して欲しいとたった一人で直談判した。その直談判が効いたのか、年末の一番忙しい時期に仕事量に関する制限出されたし、現在発生している組織的な問題にも介入してもらえる事になった。

 

 

今年の春から抱えていた問題・不安が、少しずつ好転していた。

 

 

 

そして、ライブ当日。

 

 

 

結論から言うと、本当に最高だった。

 

Re-TRAINから始まり、2016年の一曲目と同じなんだ!って驚きながら、9人になった事で更に迫力のあるTRAINが生まれた事に感動したし、ラスサビの英詩歌ってる…!!って興奮した。

FLTはレボビバの事を思い出して…あの時はずっと黄色い彼の姿をステージ上に探してしまっていたなって事を思い出しながらも、笑顔で見る事が出来ている事実が嬉しかった。

 

そこからも9人だから出来るフォーメーションだったり、想像していた以上にボーカルが踊っていた事に興奮しながらもペンライトを全力で振って楽しんで。

 

これは25日の話になるけど、「シューヤがMy Buddy!」「タカシがMy Buddy!」を割と近い場所で目撃出来て普通に一回膝から崩れ落ちました。尊すぎませんかね……

 

 

何より今回のライブで一番特筆したかったのが、Feel the lightとSnow breakなんですけど、まずこの2曲が衣装チェンジ挟んでたとはいえ連続で来てたの本当改めてセトリ見てもやばいなとしみじみしじみする。

 

Feel the  lightは超特急が6人体制になってすぐの曲で。

私が初めて見た円盤がSweetest Battlefieldなんですけど、初めて見た時圧倒された。

たった一人のボーカルになって、もがきながらも一筋の光をつかもうと手を伸ばしていて…ファルセットが綺麗なタカシくんが手に入れた一つの武器なんだなって思ったりもして。

だけど、どこか孤独を感じて悲しくもなった。

 

 

それが今回のライブでは大きく変わった。

光に照らされ、背中合わせで歌うツインボーカルの姿が神々しくて。とても神聖なものに見えた。

背中を預けられる存在が出来たんだって嬉しさもあったけど、何より1番驚いたのが歌声。

 

2人のハーモニーが綺麗に混ざりあっていて、まるで初めからこれが正解であったように。2人の歌声で完成したような……そんな感情さえ抱いた。

個人的にはラスサビのフォーメーションで、タカシくんの斜め後ろにシューくんが居て……背中で引っ張っていくって勢いも感じてとても胸がいっぱいになりました。

 

 

そして、その後にストリングを挟んだ後2人のアカペラから始まるSnow break。

 

スノブレは元々、ボーカル組のハーモニーが凄かったんだって話を聞いた事があって。

TEFBの映像越しではあったけど、やでよしのスノブレを聞いて、感動もしたけどもう二度と聞くことが出来ない悔しさもあって……複雑な気持ちになった事もありました。

1人のスノブレも好きだったけど、ハモリ有りが恋しくなる時もあって……だからシューくんが『超特急で好きな曲は?』って質問に対してSnow breakと答えていたのを聞いた時から、ずっと2人で歌う事を楽しみに待っていました。

 

feel the lightでそれでなくとも泣きまくっていたのに……やでよしとは違う、セブイレコンビが作り出すスノブレのハーモニーがとても心地よくて。だけど胸が苦しくて切なくて……

 

居なくなってから『3度目の冬』がまた訪れて。

もう誰かが居なくなるような事が起こらないで欲しいななんて、そんな事も祈ってました。

 

その後も沢山凄かった所はあって、とにかく1番強く思ったのは、本当に9人で良かったって事。

 

『超特急募』をこれから正解にしなくちゃならないとカイくんが話してくれていたあの日から4ヶ月。

新世界を見て、私は胸を張って『超特急募』は正解だったと言えるようになりました。

 

 

拝啓、8ヶ月前の私と4ヶ月前の私へ。

 

不安で怖くて、どう向き合ったら良いのか分からなかったね。

大丈夫だよ。あんたが好きになった人達はファン思いで、とても真っ直ぐで真摯に向き合ってくれるんだから。何年もついて行ってるから知ってたじゃん。怖がる事なんて無かったんだよ。

 

泣きながら会場を出た4ヶ月後。

私は上着を羽織る事も忘れて、笑顔で会場を飛び出すんだから。

 

 

夢は白い空が広がる東京ドーム。まだまだ走り続ける為、9両編成へと進化した超特急にこれからも連結し続けて、理想の新世界へ。